一般書(867)
神様からの宿題
ノーベル賞を受賞した山中教授との出会い。そしてiPS細胞研究に希望を見い出すまでの親子の記録。
発売年月 |
2012年12月 |
ISBN |
978-4-591-13209-8 |
判型 |
四六判 |
サイズ |
188mm x 128mm |
ページ数 |
190ページ |
主な対象年齢・学年 |
一般
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本の種類 |
単行本
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ジャンル |
ノンフィクション
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定価 |
1,320円(本体1,200円) |
「ぼくは小学校3年のとき、お医者さんにFOPというめずらしい病気だといわれました──」
山中伸弥教授のノーベル賞受賞が、“難病”と生きる親子に一筋の光をもたらした。
ノーベル賞受賞の山中伸弥教授に、自分の病状悪化のリスクを覚悟で
皮膚の細胞を提供した少年がいた。筋肉が骨に変わる難病(FOP)と闘う山本育海くんだ。
痛みを抱え、やりたいことを我慢しながらも、薬ができる日がくることを信じ、前向きに生きる。
先が見えない状況のなかでも、ひたむきに出来ることを積み重ね、国の難病指定を受け、
山中教授に出会い、iPS細胞研究に希望を見い出すまでの親子の記録。
山本育海(やまもと・いくみ) 1997年12月14日生まれ。兵庫県明石市在住。小学3年生の時に筋肉が骨化する難病(FOP)と診断される。現在、この病気の有効な治療法は見つかっていない。体が何かに当たったり、運動したりすると悪化する可能性があるので、いろいろなことを我慢しながら学校生活を送る。いつか薬ができることを願い、ブログやイベントなどを通してFOPや難病に関する情報発信をしている。
山本智子(やまもと・ともこ) 1973年8月25日生まれ。兵庫県明石市在住。長男の育海くんが難病(FOP)であると知ってから、シングルマザーとして子育てをしながら、FOPの難病指定に向けた活動や、CiRA(京都大学iPS細胞研究所)への基金援助など、FOPに留まらない難病患者支援の活動を行っている。筋肉が骨になる難病(FOP)と闘う、いっくんのブログhttp://www.fop-akashi.jp/