作家紹介
あさのあつこ先生 ( あさのあつこ先生 )
まっすぐな視線とユーモアあふれる
やさしさが人気の秘密!?
岡山県の美作市で生まれ、人気作家になった現在も美作にこだわって拠点を動かしていない姿からも、作家として立ち位置をかいま見ることができる。出版年代のそのほとんどが2000年代となっているのを見ても、いまの八面六臂の活動のすごさが推察できる、もっとも忙しい作家のひとりであろう。
野間児童文芸賞、小学館児童出版文化賞、児童文学者協会賞など主だった賞を総なめにした代表作『バッテリー』が、子どもだけでなく若い女性たちも含めた多くの人たちに支持されたのは、著者に代わる主人公の少年のまっすぐな目と、ユーモアを感じさせる著者特有の余裕が、文章の行間から伝わって独特の世界が構築されているからなのだろう。同様に「The MANZAI」シリーズや『ガールズ・ブルー』も多くの読者を獲得している。
しかし、これだけの活躍をしながら満足することがないのだろう。現代に生きる少年少女たちの姿をたくみにうつしとるだけでなく、時代小説にも新しい世界を展いている。
毎月、雑誌に発表している絵本についての評論も子育てと密着した内容で好感をもってむかえられている。
次にどんな作品を読ませてくれるのか、とても楽しみであり、いつまでも今を生きる子どもたちにむかって書いてほしい作家である。





















