〔レポートNo.22-1〕
【子そだちの森】
第22回は、「赤ちゃんは“ゆったり” がいちばん」
今回の講師は、小児科医の山田 真先生でした。先生は、公害・医療被害・障害児の修学などの運動に関わりながら40 年以上診察を続けていらっしゃいます。その他執筆ご講演活動も多数なさっているので山田先生のお名前をご存知の方も多く、現役の小児科医としてのお話をして下さいました。新米ママの多くは赤ちゃんの「泣き」に悩みます。が、先生からはまだ言葉が出る前の子どもにとっての表現と受け止めてみて下さい。「よく泣くことはよく喋ること」と思ってみては?というアドバイスをいただきました。これには多くのママ達が頷いていました。赤ちゃんとの生活で大切な事は、「お子様の状態を日頃からよく見ること。病気の際は経緯を記録して今後の参考にするとなおいいですね。」とご指導いただきました。その他、発熱への対応や予防接種、アレルギーのことや何でも口に入れることについて等の質問にも丁寧にご対応下さりママ達の納得出来たという表情が印象的でした。最後にママ達への応援メッセージ。「好きなように育てればいいですよ。まわりに色々な声があるでしょうが自信を持って下さい。手がかかっても特別ではないんです。面白い生きものとの時間は短いです。楽しんでください。子どもは思うようには育たない、見たように育つのです。ご自身の生き方を貫いて子育てして下さい。」
参加者の皆様は日頃の不安や疑問について直接ベテラン小児科医に質問でき、さらに応援してもらい、不安が減って楽になられたようでした。
次回は2月22日(水)に
「メディアにむしばまれる子どもたち」(小児科医・田澤 雄作先生)
2~3月募集中です。
詳細はコチラ↓
http://www.poplar.co.jp/info/event/009463.html
では、参加者が寄せて下さったお声の中から一部の感想をご紹介させて頂きます。
☆先生がお話しになった「こんなに面白い生きものと生活できることはあまりない。」という言葉が良かったです。楽しんで子育てしたいと思います。 ☆とても分かりやすいお話でした。
(東京都文京区在住・5ヶ月のお子さんのママ)
☆予防接種について山田先生のインタビューを読んだところだったのでタイムリーでした。子どもを寝かせてゆっくりお話を聞くことができ、オムツ替えや授乳についても配慮してくださってとても良かったです。ありがとうございました。
(神奈川県川崎市在住・8ヶ月のお子さんのママ)
☆なめても大丈夫など、エビデンス付の頼もしいお話、心強かったです。 お話がわかりやすい先生でした。ありがとうございました。
(10ヶ月のお子さんのママ)
☆免疫アレルギーについてもっと聞きたいと思いました。重要なポイントを聞き逃したり、参加出来なかった興味のあるイベント回が多いので書籍化を楽しみにしています。 手形・足型いつも楽しみの1つです。
(東京都大田区在住・1歳3ヶ月のお子さんのママ)
☆「こんなに面白い生きものと暮らせる期間がそう長くはない」改めて認識し毎日を楽しもうと思いました。
(東京都渋谷区在住・1歳5ヶ月のお子さんのママ)
☆何でも口にすることでバイ菌が入ると思っていました。少し神経質になっていたと思います。
(東京都新宿区在住・2歳1ヶ月・3ヶ月のお子さんのママ)
☆予防接種や衛生仮説の話、聞きたい内容でした。アメリカ式の寝かせ方、一時期やっていましたが挫折しました。突然死もあると知り、やはり止めてよかったです。
(東京都新宿区在住・2歳6ヶ月のお子さんのママ)